中年独身女SNEPおばニートの隠れ家レビュー

高齢アラフィフ女SNEPがネットで生きていく決意をした

水野敬也「夢をかなえるゾウ」飛鳥新社

有名すぎる本ですが、面倒くさがって読んでいませんでした。図書館でふと再会し、この度、頑張って読むことに。そして・・・・、ガネーシャが消える所で大号泣!「ガネーシャーーーー!!!」と、思わず深夜に心の中で叫んでおりました。ガネーシャが関西弁なのにもグッと来ます。でもワシ、この中のこと、読む前から結構実行してきたんやが。まあ、まだやってない所を埋めていきますわ。ガネーシャ、ワシもうちょっと頑張るよ。見ててな。

中室牧子 「学力」の経済学(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

林先生が初耳学で紹介し、更に人気となった一冊。社会で生きていく上で、非認知能力が重要なのは、ニートに成り果てた私自身がよく分かっていますが、その非認知能力の中でも「自制心」「やり抜く力」が特に重要だとか。全くその通り。見事に私にはどちらもありませんが、ブログを書いていくことでそういったものを鍛えていければ良いなあと、今は思っています。

佐光紀子「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす(光文社新書)

日本を滅ぼすと言うタイトルは大げさすぎですが、働く女性の負担がいかに大きいかわかる一冊。家事を殆どしない昭和タイプの男性こそ、読んだほうが良いと思います。熟年離婚や卒婚されたくないなら、手遅れになる前に、やはり妻の本心を知り、事前の対策は打たないと。

海老原嗣生「AIで仕事がなくなる論」のウソ(イースト・プレス)

AI導入のコスト面や、日本独自の企業体質などを考慮に入れた展望が書かれているので、結構現実的。ただ、具体的なサンプルデータが少ないため、該当する業界にドップリ浸かっている人にとっては非現実的に見え、看過できない部分が多いかも。レビュー見ているとそう感じます。生き抜いていくキーワードはやはり「クリエイティブ」「マネジメント」「ホスピタリティ」。わたしゃこれら全滅なので、コバンザメニートとして天寿を全うしたいと思います。

pha「持たない幸福論」(幻冬舎)

phaさんは、やっぱりコミュ力が高いなあと感心しました。コミュ力あるニートは、こうして他人と仲よくしながら、ちゃんと生きていけるんですよね。文章を読むとphaさんの空気感もなんとなくわかります。とても穏やかな方のようなので、仲間も多いんでしょう。私はコミュ力がないので、こういう生き方は難しいですが、素直に羨ましいなと思いました。(ニートの歩き方より、私には入りやすい内容でした)

堀江貴文「多動力」(幻冬舎)

本人が書いてないことで話題の本ですが、堀江氏がこれまで語ってきたことが書かれているので、普通に読んでいても、「あー、私はこんな生き方絶対できんわー」と、つくづく思いました。私のように、のんびり生きていきたい人にはオススメできませんが、熱意ある人にはとても良い刺激になる本だと思います。読んでいるだけでエネルギーを吸い取られますので、エネルギーが元々そんなにない人は十分注意してお読みください。おばニート、読んだだけでグッタリ。やはり、第一線にいる方は違いますね!(って、こういう書き方すると、そもそも怒られそう) 

樹林伸+メンタリストDaiGo「冬を越せるキリギリス 好きなことだけ続ける仕事術」(講談社)

私はリソースが殆どない(=忍耐力が殆どない)と言って良いタイプなので、同じようにリソースが少ないタイプの人にとって、この本は参考になるはず。特にこれから社会人になる人は読んでおいたほうがいいかも。闇雲に就職試験を受けたところで、受かる人は受かるし、受からない人は受からない。大中小関係なしに何社受けても全く受からない人は、その本当の理由がちゃんとわかっていないと、その後の人生も苦しいし、結果的に私みたいなニートや引きこもりにならざるを得なくなるので、試しに読んでみるのもアリかと。私は大学の頃、こんな戦い方してませんでしたので、当然全落ちしました。当時これ読んでいたら、人生もうちょっとマシになっていたかも?