中年独身女SNEPおばニートの隠れ家レビュー

高齢アラフィフ女SNEPがネットで生きていく決意をした

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

山田ズーニー「おとなの進路教室」(河出書房新書)

あなたに、社会に出てきてほしいと思う。 ズーニーさんの文を読むと、この一言がズゴーンを響くんです。どういう形で社会に出よう。そんな気持ちになります。

牟田和恵「ここからセクハラ!アウトがわからない男、もう我慢しない女」(集英社)

119ページからの『「快」と「不快」-性の違い 』が、男女の性に対する認識の違いをよく表していると思います。男性にとって「性」=「快」であることが多く、性的に評価する(される)ことはポジティブな印象に繋がりやすい。一方、女性にとって「性」≠…

牟田和恵「部長、その恋愛はセクハラです!」集英社

男と女は、性に対しての認識が全く違うので、特に中年以降の権力をそこそこ持ち合わせている男性こそ、これは読んだほうが良いと思います。定年後、会社などの権力的な後ろ盾がなくなり、ヒマを持て余し、公共の場でいろんな人に八つ当たりしているようなお…

pha「知の整理術」(大和書房)

phaさんのゆるい空気感が滲み出ていて、とても心地良く読めました。勉強嫌いの私はこういうことを考えながら知を整理したことがそもそもありません。飽きっぽくても、疲れやすくても、知に触れることが好きだったからこそ、彼は京大にも行けたんだろうし、会…

ハンス・ロスリング「ファクトフルネス」日経BP社

TEDで私も動画を見たことがあるハンス・ロスリング氏の「FACTFULNESS」翻訳書。TEDのプレゼンで最後に本当に剣を飲んだ時にはビックリしましたが、まさか2017年に既に他界していたとは。遺言書のような本になってしまいましたが、自身がこれまでずっと言…